
広報委員からのちょっとひと言コラム 第二回目【衛生管理基準:手袋(グローブ)】
皆様、ビューティーワールドジャパン(以下BWJ)2015お疲れ様でした。
2015年度のBWJも無事に終わり、たくさんの会員様及び、ワックス脱毛技術に興味のある方などと、お話する機会に恵まれました。
また、協会の更なる発展を感じた中田です。
今回、ワックス脱毛業に係るお仕事をされていると思われる方から、たくさんの質問を頂きました。
ほとんどの方はワックスに関しての質問でしたが、中には『ちょっと待って!ちょっと待って!』以前の質問があり、私が答えられるか試しているのか?などと疑ってしまう程、ヒドイ質問もありました。
今回はそんな質問に関してコラムで発信致します。
第二回目【手袋】
協会の衛生管理基準の中に、使い捨てる物として【スパチュラ・ベットシート・マスク】と共に、【グローブ】があります。
その【グローブ】=【手袋】について。
「医療用のグローブでなければいけないのですか?」という質問でした。
そもそも手袋は何の為にするのか?と考えればこんな質問は出て来ません。私達が施術の際、手袋をする目的は2つあります。
1つ目は、お客様の血液、体液、粘膜、傷等に触れる可能性がある施術者のリスク回避の為。
2つ目は、施術者の皮膚に付着している微生物等をお客様に伝播させない為です。
使い捨てする事の意味は、施術者によってお客様同士の感染防止の為となり、手袋をする意味を理解していれば、「医療用」「一般用」という事は問題ではなく、大切なのは施術者が施術しやすく、破れにくく、コストを気にせず使い捨て出来る物・・・と言うことになります。
そして、間違ってはいけないのが、手袋を過信し過ぎない事。
手洗いの代用とはなりませんので、手袋を外したら必ず手洗いをすることが必要です。
感染防止の基本は手指消毒。
※もっと詳しく知りたい方は、協会から6月下旬〜7月上旬に発売される改訂版テキストをご確認下さい
大丈夫ですか?あなたのサロンで手袋を洗って使っていせんか?
もちろん、毛糸の手袋等もダメですよ。