広報委員からのちょっとひと言コラム

講習規程にある「16時間講習内で行う、モニター8名以上必須」について

JBWA認定講師講習規程 〜上級認定講師会員向け〜
講習規程にある「16時間講習内で行う、モニター8名以上必須」について。

こんにちは。理事の中田でございます。
当協会では、5月より「上級認定講師の為の、特別講習説明会」を東京、名古屋、福岡にて開催してまいりました。
その中で、ご質問がありました件に関しまして今回はコラムの配信とさせていただきます。

JBWA認定講師講習を開講するにあたり、「JBWA認定講師規程」を守らなければ開講はできません。
規程内第4条(指導6・(3))
実技モニターは最低8名以上行うこととし、上限はない。

この規定について、上級認定講師会員の方より
@モニター8名の確保が難しい
Aモニターが来なかった場合の対応について
Bモニター8名を16時間以内の講習時間で施術し終えない(時間が足りない)

上記の3つの相談及び意見がございました。

@モニター8名の確保が難しい
自社のHP内にて「モニター登録」ページを作成し、確保に努めると共に、普段からお客様ないし、フェイスブック、ブログ等で「○円でモニター募集している」ということをアピールしましょう。
自身がJBWA上級認定講師であり、指導者としての資格保持者でスクールを開講している事をアピールします。
今現在のブラジリアンワックスブームから考えますと、決して難しい事ではないと思います。
対処法:自社HPやSNS内にて「モニター募集」ページの作成、友人知人へも協力を仰ぎ、「モニター」になっていただきます。
実際に「モニター」体験した方が技術の素晴らしさに感動し受講生となり、または継続して来店いただける顧客となることもあると、耳にします。

Aモニターが来なかった場合の対応について
こちらで手配したモニターの当日キャンセル・無断キャンセルになってしまった場合です。
その「空いた時間」に下記を行うことで空白の時間とはなりません。
(1)モニターに充てていた時間に学科を行う。
(2)脚や腕でワックス塗布における「量の調整」「糸が引かないようにワックスをすくい、塗布する」「ペーパーを剥がす際の押さえ」などが完璧に出来るよう、指導するなど細かい技術の指導、確認。
(3)ペーパーの切り方、防水シーツの切り方、備品の補充などサロン雑務の指導。

受講生は、1人目のモニターに入る前と、2人目、3人目に入った後では、気持ちや認識がかなり変わっているはずです。
簡単だと思って始めた方、ソフトワックスでの施術経験が少ない方、そんな受講生が圧倒的である貴重な講習時間では、モニターのキャンセルが出たとしても教える事はたくさんあるのです。

B モニター8名を16時間以内の講習時間で施術し終えない。というお声。
モニター実習時間を1名=1時間と時間を決めましょう。
受講生が「出来るまで(仕上げられるまで)」1名のモニターに対して何時間も与えてはなりません。
以前のコラムでも書きましたが、施術は1時間以内でなければ、お客様に負担が掛ります。私達サービス業はお客様から代金の他に時間を頂いているのです。
いたずらにお客様のお時間を浪費してはいけません。
それは、モニターへも同じこと。
指導者は、技術指導の他にモニターにも配慮する義務があります。
モニター募集の際、
通常のお客様と同じように、Vの形は全取り、形残しなどカウンセリングにてお伺いいたします。 また、講師が付き添いながら行い最後には講師が美しさの確認を行い終了いたします。
などと明記又は、カウンセリングしていませんか?
自分が受講した際、講師はモニターに説明していませんでしたか?

講師はただ、受講生の施術を見て、ただやらせて、指導するだけではありません。
トラブル対処を手助けするのも講師の務めです。
手本を見せるのも講師の仕事です。
全てを生徒さんにゆだね、口頭のみの指導が仕事ではありません。
1人のモニターに対して1時間以上かかるようであれば、1時間以内で終了出来ない技術的理由を見極め、終わらせるための手本を「見せる」のも指導の一つなのです。

大丈夫ですか?
生徒さんの前で「見せられる技術」を持っていますか?

上級認定講師会員の皆様。
指導者講習受講後、指導者用テキストを今一度読み返し、もし自分の技術に自信がない、不安を感じる場合は、私たち理事及び本部認定講師在籍店にてフォローアップ講習の受講が可能です。
確実な技術と知識を持ち、JBWAより認定された指導者として、業界の発展および後継者の育成に努めてください。

 
 

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