
面接時に解る人材の素質〜@面接に対しての心構え〜
これから人材採用をお考えの会員様向け採用コラムを発信していきたいと思います。
今回は面接前の心構えについてです。企業や店舗の最大の課題と言えるのが「採用」です。
いかに良い人材を採用し、育てるかでその企業や店舗の将来(成功)が決まります。
ここではそんな人材の素質について私がどのようなことに留意しながら採用面接を行っているのかをお伝えし、皆さんの面接をうまく行うためのヒントを提供できればと思います。
まず始めに、採用責任者に多い間違った考え方ですが、
「面接をしてあげている」「面接で相手を見定める」など、採用側の上から目線の面接です。
面接をする方、面接を受ける方の双方のマナーは非常に重要です。
このマナーを守れない企業や候補者は良い採用、良い企業に巡り合うことはできないでしょう。
双方にとって大切なことは、大切な時間、お金(交通費など)を使ってわざわざお越しいただいるという事。
大切な時間、お金(採用費、人件費)を使い面接の時間を設けてくれたという事。
そんなお互いの立場を忘れてはいけません。
双方が双方で選ぶ権利があるという事も同時に忘れてはいけません。
候補者は候補者でいくつかの企業を受けており、良い候補者は沢山の企業からオファーがきます。
当社に来てほしいと望んでも、面接官の対応がわるいと「この面接官は感じの悪い人だから、この会社も従業員に対してひどい事をするかもしれない」そんな不安を必ずもちます。そして結果競合他社に良い人材を取られてしまいます。
またそればかりか、時に不採用にした候補者がお客様や取引先の担当者になり得ることもあります。
どんな状況で再会しても、胸を張って挨拶できるように一人一人に対し、真心ある面接を心がけていくと必ず企業イメージもアップし、採用から企業発展にもつながりますので皆さんも面接の前はまず以上の事を留意しながら候補者に対応しましょう。
面接官は企業(店舗)の顔になるという事を忘れないように努めましょう!
次回は実際に面接での対応について詳しくご説明しましょう。